本学への志望動機は?
私は将来、中小企業の海外進出と外国人雇用をサポートする仕事をしたいと考えており、その夢の実現のためAIUを志望しました。様々な国・地域からの留学生と日常的に交流することができ、異なる価値観や考え方にたくさん触れることができる環境も魅力的に感じました。また、AIUが主催する国際協働PBLや地域交流活動を通してローカルの問題とグローバルの問題の関係性を深く理解することができると感じました。「今、ここ」でしか得られない経験ができるAIUは、私の夢の実現を大きく後押ししてくれる場所であると確信し、志望しました。
受験時の入試タイプを選んだ理由は?
私は中学3年生の時からAIUに憧れ、入学したいと強く願っていました。高校時代はAIUが求める人材になるために、勉強だけではなく部活動や校外の様々な人との関わりを通して、AIUが掲げる“Global Leader”となるための人間力向上にも努めました。学校推薦型入試は、その経験やAIUに対する強い熱意をよりアピールできる入試だと感じ、この入試タイプを選びました。
受験対策、取組等について教えてください。
「英語」対策はどのように行いましたか?
英検対策をメインに、それを発展させて学校推薦型入試で行われる英語面接や英語小論文の対策を行いました。スピーキングは、英検の二次試験のトピックを題材にして、英会話塾の先生や学校の英語の先生、ALTに協力してもらいながら実践演習を行っていました。即興で話す練習をした後、同じ題材で言えなかった表現を調べて覚え、繰り返し練習したことで、使える語彙も増え、着実にレベルアップできたと実感しています。英語小論文の対策は高校2年生の冬から始めました。長文読解や英語小論文の模範解答を見ながら、役に立ちそうな表現を意識し、吸収することを心掛けました。また、何度も学校の先生に添削してもらい、自分なりの英語小論文の書き方を確立させていきました。
「英語以外の科目」の対策はどのように行いましたか?
部活動を引退するまでは、伸びるのに時間がかかりそうな数学と英語をメインに学習していました。部活動引退後は、ほかの科目も含めバランス良く学習するために、長期的な目標と短期的な計画を具体的に練り、その計画に基づいて学習を進めていきました。特に、苦手科目の国語に関しては、毎日長文に触れることを決め、ルーティン化させることで苦手科目にも向き合い続けることができました。
本学への受験に限らず、大学受験に関連して力を入れたことを教えてください。
興味のあった外国人労働者問題への理解を深めるために、様々な企業経営者を訪問してお話を聞いたり、実際に外国人労働者の方と深く交流する機会を設けたりするなど、課外活動に力をいれました。また、私は海外に行ったことがなかったので、積極的にパブリックスピーキングを練習するためのプログラムや、英作文・英語弁論のコンテストに参加しました。自分の好きなこと、興味あることを深めていくことで、自分がなりたい将来像を明確にすることができました。それが受験勉強のモチベーションにもなったので、有意義なことだったと今振り返って思います。
AIUを目指す皆さんに伝えたいこと
受験勉強をしている期間は不安でいっぱいだと思います。私の場合も、どんな対策をしても合格までの距離が見えず、今の自分の現状が見えなかったことが最も大きな不安要素でした。受験前で不安に押しつぶされそうだった時、「AIUを広め隊(AIU生が生の声を発信しているクラブ活動)」の「結局最後は自分を信じ切れた人が受かっている」という投稿を見て、大きく勇気づけられました。そして今こうしてAIU生として、憧れていたもの以上の日常を送れています。だから皆さんも自分を信じて、入学後の充実した生活を送っている自分を思い描いて、頑張ってください!応援しています!!