英語力のさらなる向上を目指し、英語圏であり多民族国家で多様な文化に触れられるカナダのマニトバ大学を選びました。社会学や環境学が学べる点も魅力でした。留学の一番の成果は、自分のやりたいことが発見できたこと。以前は自分の興味関心が明確ではありませんでしたが、社会学の講義を受け、社会全体を俯瞰する面白さや、他の学問分野との関連が見出せる点に興味が深まりました。また、留学当初は自信のなかった日常英会話ですが、わからないときは正直に伝えることを意識して積極的に交流。幅広いバックグラウンドを持つ多くの友人に囲まれて楽しい留学生活を送る中で、英語のコミュニケーション能力を向上させることができたと感じています。
留学先で学んだ授業：社会心理学における理論
人の個に着目する心理学と集団を見る社会学を掛け合わせた授業です。個人と社会がどのように影響を与え合うか、心理学的な学説がどう生活に表れるかを学びました。「個」とは何かについての議論や自分の体験と社会心理学の学説を絡めて書くエッセイが楽しく、自己や日本の言語文化を見つめなおす機会になりました。
