経営学系の授業が多く開講されていたこと、また南ドイツの自然豊かなところに位置し、開放的な環境で勉強や生活ができると感じたことが、パッサウ大学を選んだ理由です。留学中は現地でしかできないことをたくさんしようと思い、ヨーロッパ29カ国を周遊、ドイツ国内を一周しました。ドイツは東西南北で建築や食の違いが顕著であることを実感。パッサウはバイエルン地方にあり、その方言は他の州のドイツ人ですら理解できないほどです。人々と交流するときは英語よりもドイツ語を使うことで親しくなることができ、ドイツ語学習の原動力になりました。また、自分が日本人であることを実感するとともに、現地になじんでいく過程を楽しむこともできました。
留学先で学んだ授業:デジタル化の基礎とデジタルトレンド
DXなどのデジタル化がどのようにビジネス社会に影響するのかをさまざまな視点から考察していく講義です。特にインダストリー4.0(第4次産業革命)に関する授業は面白いものでした。インダストリー4.0の生みの親である企業が存在するドイツならではのデジタル化とその影響について学び、産業国ドイツの力を思い知らされました。