受験体験談(A日程)

本学への志望動機は?

将来の夢が明確に決まっていなかった私にとって、様々な学問に触れて視野を広げることができるAIUは魅力的でした。馴染みのない秋田の地での生活や英語で行われる授業など、新しいことに溢れた大学を目指すことは大きな挑戦ではありましたが、「AIUでしか得られない出会いや経験は必ず私を成長させてくれる」と確信し、志望しました。また、教育分野に興味があったので教職課程があることも自分に合っていると考えました。何より、大学に通っている自分を想像したときに一番ワクワクしたのがAIUだったということの決め手でした。

受験時の入試タイプを選んだ理由は?

受験のチャンスを増やそうと学校推薦型入試を受験しましたが、不合格でした。私の周囲には国立大学を目指す人が多く、5教科を網羅することが一般的だったので、一般選抜試験では、A日程を選びました。大学入学共通テストの割合が大きいA日程は、飛び抜けた得意科目や苦手科目がなく、満遍なく基礎を固めていた私にとって、合っている入試タイプだったと思います。

受験対策、取組等について教えてください。

「英語」対策はどのように行いましたか?

高校2年生の時に英検準1級を取得していたので、大学入学共通テストの英語科目が満点換算される特例措置を利用しました。英語の小論文対策では、AIUの入試に向けて高校3年生の夏ごろから過去問を解きはじめ、その都度ALTの先生に添削をお願いしていました。一つの正解がある試験ではないので、練習を重ねてとにかく慣れ、構成のコツや新しい表現を身につけることが大切だと思います。筆記試験の直接的な対策ではありませんが、ALTの先生と日常会話をする、英語の動画を観るなど、普段の生活から英語に触れることも心がけていました。

「英語以外の科目」の対策はどのように行いましたか?

一般選抜試験は大学入学共通テストで高得点を取ることがとても大事になってくるため、大学入学共通テスト対策には力を入れていました。どの教科も過去問を活用してとにかく数をこなし、自分の苦手な分野を無くしていくよう、復習を丁寧に行うことが大切だと思います。独自の個別学力試験での国語の記述問題は年によって問題形式がやや異なり、対策が難しかったため、柔軟に対応できるよう新書や新聞を用いて読解と意見記述の練習をしていました。

本学への受験に限らず、大学受験に関連して力を入れたことを教えてください。

A日程の試験には、社会と数学は1科目ずつしか必要ありませんが、併願していた国立大学のために、私は2科目ずつ勉強していました。苦手だと思っていた科目の点数が高かったり、他教科の知識が個別試験のトピックに出たりすることは十分に起こりうるので、妥協せずに全科目に取り組むことはチャンスを広げることに繋がると思います。また、目標と計画を立て、自分で学習管理をしっかりとすることや、友人とともに勉強に励み、刺激を与え合うことは、大きなモチベーションになっていました。

AIUを目指す皆さんに伝えたいこと

AIUでの生活は高校時代に想像していたよりも密度が濃く充実しており、自分の視野がどんどん広がる毎日を過ごせています。受験の過程では途中で壁にぶつかったり、悔しい思いをしたりすることもあると思いますが、自分で続けた努力は必ず自分の力と自信になります。近道はなくても結果はどこかで現れてくるものです。息詰まったときには入学後の自分を想像して、後悔のないように、最後まで諦めず頑張ってください。応援しています!

古荘 恵さん

(福岡県/2022年入学)
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