グローバル・スタディズ(GS)領域

「惜しまず学ぶ」をモットーに努力を重ねた4年間

井原 祥太さん

千葉県/2018年入学

大学ではチャレンジングな環境に身を置きたいと思っていました。そのため、海外大学への進学も考えましたが、AIUなら同様の経験ができると思い進学を決めました。自由度が高いAIUのプログラムは、興味のある分野を存分に学ぶことができるので、自分に合っていたと思います。以前から関心を持っていた環境や飢餓の問題を含めた様々な問題をグローバルな視点で多様な側面から学びたいと思い、GS領域を選択しました。印象に残っているのは「国際協力・開発論Ⅱ」の授業です。「開発」と「幸せ」という大きな概念を扱い、確固たる定義がないテーマについて学生同士で熱く議論しました。「経済発展に象徴されてきたようなこれまでの開発手法で人類の幸福は実現できるのか」、「持続可能な発展とは何か」など、今後の社会の在り方を深く考えるきっかけとなりました。また、統計やシステム開発について独学で学んだり、本学の国内留学制度を利用するなど、積極的に学内外に学びの場を広げていきました。現在は「日本と世界における持続可能な食の生産のあり方」をテーマに、ITの導入を解決手法の1つとした卒業論文に取り組んでいます。卒業後は IT企業へ就職しますが、固定概念に縛られず柔軟に考える力、相手の意見を尊重する姿勢など、AIUで培ったコミュニケーション力を活かして、人々の生活をより豊かにするデジタル技術の普及に貢献していきたいです。

卒業生・在学生インタビュー一覧