留学先からのメッセージ

難民問題と向き合う

佐藤 良さん

広島県/2017年入学

高校生の頃から難民問題に関心があり、難民が国の発展にどのように影響するかを学びたく、サセックス大学に留学しました。留学先の授業で様々な情報に触れる度、改めて自分がこの問題に対して無知であると実感しました。現状を知るべく夏休みに難民キャンプでボランティアをした際には、地域から孤立し、人道支援団体からのわずかな支援で生活をやりくりしながら、長期間キャンプに滞在している人々を目の当たりにしました。問題の長期化に伴って支援と対応の内容を変えていく必要性を強く感じるなど、留学先の授業やキャンプでのボランティア活動を経て、難民問題の複雑さと支援の課題を学ぶことができました。この先の人生も難民支援に関わっていきたいと考えています。

これから留学をするみなさんへ

留学先での1年間はとても短く感じられます。後悔のない充実した留学にすることができるかどうかは自分次第です。このような機会がまた訪れることはないかもしれません。留学でしか味わえないことを存分に堪能してください。失敗を恐れないで挑戦することでこれからの自分をも成長させることができる大切な期間になるはずです。

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